ハロー!くるくる族!
ルーレットでモンテカルロ法を使うのはとても簡単だよ!
モンテカルロ法は、赤黒など、配当2倍のエリアに使う場合と、コラムなど、配当3倍のエリアに使う場合で、ちょっとだけやり方が違うから、そこだけ注意してね!
まずはペンとメモ紙を用意。
ここでは、1単位(ユニット)を1ドルに設定した例で説明するね。
2倍配当のエリアで使う場合
2倍配当のエリアでモンテカルロ法を使う場合は「赤・黒」「Even・Odd」「1-18・19-36」のどれかにチップを張ります。
- 準備最初のベット額
初めは「1・2・3」という数列をベースに、両端の数字を足した数をベットします。
この数字は単位を表していて、1単位を1ドルに設定している場合は、1+3=4で4単位分の4ドルが最初のベット額になります。 - 1回目負け
負けた場合は、前回ベットした単位を数列の右端に追記します。
数列は「1・2・3・4」になるので、次のベット額は1+4=5で5単位分の5ドルになります。 - 2回目勝ち
勝った場合は、両端の数字をひとつずつ消します。
数列は「1・2・3・4」になるので、次のベット額は2+3=5で5単位分の5ドルになります。 - 3回目負け
負けたので、前回ベットした単位を数列の右端に追記します。
数列は「2・3・5」になるので、次のベット額は2+5=7で7単位分の7ドルになります。 - 4回目勝ち
勝ったので、両端の数字をひとつずつ消します。
数列は「2・3・5」最後に3だけ残っていますが、モンテカルロ法は、数列の数字がゼロ、もしくは最後のひとつになった時点で利益が出ているので、この場合は、ここでリセット。
このまま続ける場合は、また「1・2・3」という数列から再スタートします。
この流れを収支表にすると↓
数列 | ベット額 | 勝敗 | 獲得金額 | 収支 | |
---|---|---|---|---|---|
1回目 | 1・2・3 | 4ドル | 負け | 0 | -4ドル |
2回目 | 1・2・3・4 | 5ドル | 勝ち | 10ドル | 1ドル |
3回目 | 1・2・3・4 | 5ドル | 負け | 0 | -4ドル |
4回目 | 2・3・5 | 7ドル | 勝ち | 14ドル | 3ドル |
確実に損失を回収して利益が出せてるね。
3倍配当のエリアで使う場合
3倍配当のエリアでモンテカルロ法を使う場合は「2:1(コラム)」「1st 12・2st 12・3st 12(ダズン)」のどれかにチップを張ります。
- 準備最初のベット額
初めは「1・2・3」という数列をベースに、両端の数字を足した数をベットします。
この数字は単位を表していて、1単位を1ドルに設定している場合は、1+3=4で4単位分の4ドルが最初のベット額になります。 - 1回目負け
負けた場合は、前回ベットした単位を数列の右端に追記します。
数列は「1・2・3・4」になるので、次のベット額は1+4=5で5単位分の5ドルになります。 - 2回目負け
また負けたので、前回ベットした単位を数列の右端に追記します。
数列は「1・2・3・4・5」になるので、次のベット額は1+5=6で6単位分の6ドルになります。 - 3回目勝ち
勝った場合は、両端の数字を2つずつ消します。
数列は「1・2・3・4・5」最後に3だけ残っていますが、3倍モンテカルロ法は、数列の数字がゼロ、もしくは最後のひとつになった時点で利益が出ているので、この場合は、ここでリセット。
このまま続ける場合は、また「1・2・3」という数列から再スタートします。
この流れを収支表にすると↓
数列 | ベット額 | 勝敗 | 獲得金額 | 収支 | |
---|---|---|---|---|---|
1回目 | 1・2・3 | 4ドル | 負け | 0 | -4ドル |
2回目 | 1・2・3・4 | 5ドル | 負け | 0 | -9ドル |
3回目 | 1・2・3・4・5 | 6ドル | 勝ち | 18ドル | 3ドル |
配当が3倍になっただけで回収スピードが一気に加速するね。
数字がゼロか最後のひとつでリセット
2倍モンテカルロ法も、3倍モンテカルロ法も、数列の数字がゼロ、もしくは最後のひとつになった時点で利益が出ているので、続ける時は最初からやり直します。
2倍も3倍も、やり方はほぼ同じだから、モンテカルロ法は、勝ったら↓
2倍は両端をひとつずつ消す。
3倍は両端を2つずつ消す。
って覚えとけばいいと思うよ!
メリット
ルーレットでモンテカルロ法を使うメリットは、同じネガティブプログレッションシステムのマーチンゲール法と比較しても、ベットの増減が緩やかなところと、メモを見ながらベットするので、ゴールが見えやすく、最悪損切りもしやすいところです。
ベットの増減が緩やか
ベットの増減が緩やかって言われてもピンとこないと思うけど「モンテカルロ法」と「マーチンゲール法」で10連敗した時のベットの上がり方を表にしてみると一目瞭然!
1単位1ドルで10連敗した時のベットを比較
連敗数 | モンテカルロ法 | マーチンゲール法 |
---|---|---|
1 | 4ドル | 1ドル |
2 | 5ドル | 2ドル |
3 | 6ドル | 4ドル |
4 | 7ドル | 8ドル |
5 | 8ドル | 16ドル |
6 | 9ドル | 32ドル |
7 | 10ドル | 64ドル |
8 | 11ドル | 128ドル |
9 | 12ドル | 256ドル |
10 | 13ドル | 512ドル |
スタート時はモンテカルロ法の方がベット高いから、ちょっとわかりにくいと思うけど、5連敗以降は比較にならないぐらいマーチンの方がハイリスク・・・。
ゴールが見えやすく、最悪損切りもしやすい
まぁこれは、実際にやってみるとわかるんだけど、ルーレットの場合はわりと成功することの方が多いから、数列の数字が少なくなっていくと気持ちよくゲームを進められて、なんかスムーズに勝ててる気がするの。
逆に、ダメダメな時は、数列が無限に長くなっちゃうんだけど、これはこれで「もうダメだな」って実感するから損切りしやすくなる。
デメリット
ルーレットでモンテカルロ法を使った場合に想定できるデメリットは、メモが面倒なことと、1回の勝利で負けを取り戻すことができないところです。
メモがめんどくせー
はじめての人にとってはこれが一番のデメリットかな。
でも、慣れるとそんなに苦痛じゃない。
てか、全然問題ないね。
1回の勝利で負けを取り戻すことができない
マーチンゲール法みたいに、一撃で回収!って感じじゃないから、やっぱ気長に行くしかない時あるんだけどね、モンテカルロ法は。
でも、ルーレットってモンテカルロ法とめちゃくちゃ相性良くて、成功しやすいから、これも慣れれば全然問題なくなると思う。
ウンチク
モンテカルロ法は、モナコのモンテカルロにあるカジノが破られたっていう伝説が名前の由来になってるんだよね。
19世紀後半、数人のギャンブラーが、モンテカルロにあるカジノのテーブルで勝ちすぎて、カジノが用意していたお金が足りなくなったらしいw
ちなみに、モンテカルロにあるカジノを破ったギャンブラーはこの人たち。
- Joseph Hobson Jagger(ジョセフ・ホブソン・ジャガー)
- Charles Deville Wells(チャールズ・デビル・ウェルズ)
- Kenneth Mackenzie Clark(ケネス・マッケンジー・クラーク)
- Arthur de Courcy Bower(アーサー・ド・クールシー・バウアー)
私も頑張らなきゃw